2009年2月23日月曜日

花のある生活



 花は私の生活にとって欠かせない存在です。あまりにも素敵な花屋さんのウィンドウや、マルシェで気取らず並んでいる日常の花は見ていて飽きることがありません。うちの玄関を入るとまず目につくのが廊下のカウンター。そこにはTue&Tueのvase d'avril(4月の花瓶、通称試験管花瓶)が置かれています。そこに飾る花を探すのが毎週土曜日のマルシェでの楽しみの一つ。繊細な小さな花と緑を一緒に飾ったり、ポピーをシンプルに飾るのもよし。とにかくどんな花を飾ってもなんとなく絵になるのがこの花瓶の特徴。毎日の水換えの際に花の高さを調節したり、並び替えたりするだけで表情が変わってきます。ただ、かなり扱いにくい花瓶なので、そこだけ要注意。

 
 
 ベランダの花も植え替えました。だけど、花の軸が曲がっていて、なんだか変な格好に。
球根も見えてるし(苦笑)。
まだまだガーデニングのエキスパートにはほど遠いようです。

 春にはたくさんのハーブを植えたいな。子供部屋の窓際にはマーガレットをたくさん植えたい。春が今から待ち遠しい。

2009年2月20日金曜日

コレクション

 数年前から「クッキーの型」が気になって、気になって。パリでもお菓子コーナーを覗くと必ず、クッキーの型に目が行き、外国を旅行するときでもお店や市場で型を探します。


これはドイツの市場で見つけたもの。クリスマス時期に焼く、薄いスパイスクッキー用の方です。可愛すぎて、まだ使っていません。もっぱらキッチンのデコレーションになっています。


スウェーデンのお店で見つけたもの。手作りでポテッとしたところが気に入っています。


うさぎモチーフはPaques(復活祭)用に昨日BonMarcheで買いました。


毎年活躍してくれるクリスマスモチーフはパティシエをしている友人からのプレゼント。子供が産まれる前に頂きました。

妹にもらったアルファベットの型もあります。誕生日や、イベントに大活躍。

最近はアーティストがケーキの型を作ったり、とても楽しい素敵をよく見かけます。
色々そろえて、日曜日のTea partyに使いたいな。

2009年2月18日水曜日

St Valentine


今年はバレンタインと言っても何も特別な事はしませんでした。去年までチョコレートを買って主人にプレゼントしていたのですが、最近は主人の戸棚に隠してあるチョコやお菓子を子供が盗み食いするので、あえて甘いものはいっさい購入しません。で、見つけたのがこの「ハートバゲット」。お気に入りの近所のパン屋で発見しました。大きさも、形も素朴で可愛い。夕食時に彼のお皿に「デーン」と盛りつけて「happy valentine」をお祝いしました。それにしても彼はバレンタインの事をすっかり忘れていた様子。いつもはお花をくれるのに、全く頭になかったみたい。車の中で「今日はバレンタインだけど、何もしなかったね」というと急ブレーキかけそうな勢いで驚いていました。とても申し訳そうにしていたけど、別にいいのよ。10年も経てばこんなものよ。しかも今年はなぜかバレンタインの広告らしきものをいっさい見ませんでした。フランスって極力アメリカからのそう言う文化を無視する傾向になる気がします。もう少し柔軟になって、一緒に楽しめばいいのに。来年はお祝いしようね、ダーリン。

2009年2月10日火曜日

コーンブレッド



 今日は以前母からもらったコーンミールを使ってコーンブレッドを作りました。コーンブレッドはアメリカでは時々見るけど,フランスでは皆無。多分コーンミールがあまり知られていないんでしょうね。以前ポルトガルのコーンミールパンを食べてその美味しさに感動しました。小麦粉のパンとはまた違ったリッチさと,歯触りがあって,大好きです。このコーンブレッド,バターも50gと少なくて、カロリー的にもうれしい。甘さは黒砂糖でほんのりとした甘さを出す程度。朝食用だから,バターとジャムや蜂蜜が合う甘さがちょうどいいみたいです。
 
作り置きしているリンゴのジャムと一緒に焼きたてを食べたら感動の美味しさでした。明日の朝が楽しみです。

2009年2月9日月曜日

Nadiaのボーイフレンド



 nadiaがお熱を上げている?というか,お気に入りのクラスメートの家族が昨日うちに遊びに来てくれました。もうnadiaは朝からそわそわ。散らかっている自分お部屋を一緒に片付けたり、昼寝もそうそう切り上げて,「ギャスパーはまだ来ないの?」と私に何度も聞きます。

そして遂にやってきましたギャスパー一家。お父さんもお母さんもとってもいい人達ですっかりみんな打ち解けて、春になったら彼らの持つブルターニュの別荘に行こうね,と約束しました。

私は姑のごとく,ケーキを焼いたり、紅茶でおもてなし。わがままな娘をどうぞ,よろしく,って気分でした。

でもね,Peter(うちの主人)今は笑っていられるけど,8年後にはもう笑ってなんていられないわよ。娘の成長は早いんだから。

夜寝る前にPeterが「あんなに長時間楽しそうなnadiaの笑顔は久しぶりに見たね」と言いました。本当に笑いが顔から飛び出しちゃうよ,ってくらいずーっと笑っていました。

また遊びに来てね,ギャスパー君。

信じる心




うちは毎週教会に通っています。子供も誕生3ヶ月後に洗礼を受けました。主人がクリスチャンなので、自然とそう言う習慣が当たり前になってきました。私も最初はカソリックとか、宗教とかってよく分からなく,仏教徒の違いも頭にあって,なかなか受け入れられなかったけど,通っていくうちに,人と出会っていくうちに神の存在を感じ,日々,神に感謝するようになりました。私はこんなんだから、まだまだ修行中で、やっと先週から聖書の講習に通い始めたばかりです。ここまで来るのに,決心するのに10年もかかったけれど,今はこうして家族が同じ宗教を信じて、前進していく事が嬉しくてなりません。子供達も生まれたときから通っている教会は第2の我が家みたいなもの。だけど,ミサはやっぱり退屈らしく,裏の子供部屋に行って遊んだり,たまにミサに参加して勝手に賛美歌を替え歌にしながら歌ったりしています。だけど,今はまだ分からなくても大きくなるに連れて,宗教心を持ち続ける事は必ず彼女たちを助け、守ってくれると信じています。今でも寝る前に「神様、今日もありがとう」と言ったり、聖書の内容を私に説明してくれたりします。絵本として聖書を読んでいるので,もうしっかりと内容は覚えているんですね。その意味はこれからだんだんと分かってくる事でしょう。神の存在があってこその人間と自然。その定義をこれからも忘れずに育っていってほしいと思います。